2025.07.02(Wed) - 07:01 - 7:01 am
健康診断の結果をお持ちください
健康診断結果をお持ちください
「かかりつけ医」がいらっしゃらない方も、どうぞ遠慮なくお越しください。体の不調を感じていない方、当院を初めて受診される方でも、お持ちいただいた健康診断の結果について詳しくご説明いたします。健康診断の数値を一人で判断するのは案外難しいものです。気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
毎年健康診断を受けても、結果の見方がよくわからないという声をよく耳にします。「この数値って大丈夫?」「再検査って書いてあるけど、どうしよう」そんな疑問をお持ちの方が多いのではないでしょうか。
職場や地域で受ける健康診断の種類
就職時に受ける健康診断、毎年の定期健康診断、40歳以上の方が受ける特定健診など、健康診断にもいろいろな種類があります。
新しい職場で働く前に受ける健康診断は、これから始まる仕事に体調面で支障がないかを確認する大切な検査です。もし就職前の健康診断をお考えでしたら、こちらのページも参考にしてみてください。
年に一度の健康診断は、去年と比べて変化がないか、新たな問題が見つかっていないかをチェックする機会です。同じ時期に受診することで、体の変化を追いかけることができます。
検査結果の数値、どう読み取ればいいの?
血液検査、尿検査、レントゲン、心電図など、健康診断では様々な検査を行います。それぞれに「正常値」という目安がありますが、少し範囲を外れたからといって、すぐに病気というわけではありません。
大切なのは、その人の年齢や性別、普段の生活習慣、これまでの病気の経験なども含めて総合的に判断することです。また、一回の結果だけでなく、昨年や一昨年の結果と比べてどう変化しているかも重要なポイントになります。
「要精密検査」「要治療」と書かれていたら
この文字を見ると、誰でも「えっ、大丈夫?」と不安になりますよね。でも実際には、「もう少し詳しく調べてみましょう」という意味であることがほとんどです。
精密検査が必要と判定されても、重い病気が隠れているケースはそれほど多くありません。むしろ、早めに見つけて対処できるチャンスと考えていただければと思います。治療が必要な場合も、生活習慣を見直したり、お薬を少し飲んだりするだけで改善することが大半です。
どんな検査を受ければいいのか、どういう治療が考えられるのか、わかりやすくお話しします。一人で悩まず、まずはご相談ください。
健康診断を健康づくりに活かす方法
健康診断の結果は、今の体の状態を知るだけでなく、これからの生活を見直すきっかけとしても活用できます。血圧や血糖値、コレステロールの数値は、普段の食事や運動、睡眠、ストレスの状況と深く関わっています。
患者さんお一人お一人の生活スタイルに合わせて、無理なく続けられる健康づくりの方法をご提案しています。「こんなことを聞いても大丈夫?」と思われることでも、遠慮なくお尋ねください。
健康診断の結果で気になることがございましたら、いつでもお声かけください。専門的な内容も、できるだけわかりやすい言葉でお伝えし、皆さんの健康管理をお手伝いいたします。