健康診断の結果、再検査(要精査)の場合はお早い目に。 - 大場内科クリニック
MENU CLOSE
大場内科クリニック

〒252-0231
神奈川県相模原市中央区相模原
1丁目2−6

公式SNS
  • twitter
  • LINE
  • Facebook
  • Instagram
リーフキッズ保育園 相模原(当院院長が理事長の保育園です)

長ブログ

Doctor's Blog

あなたが「知らなかった」でつらい思いをしないように、後悔しないように。

2025.07.04(Fri) - 16:32 - 4:32 pm

健康診断の結果、再検査(要精査)の場合はお早い目に。

医学博士 大場啓一郎
>>プロフィール詳細

医学博士 大場啓一郎

再検査といわれたら早期に受診を

こんにちは、大場内科クリニックです。会社などで定期的に健康診断を行うと思いますが、そのときに再検査(要精査)といわれた場合どうしますか?自分は健康だから大丈夫とか、忙しいとか考えていませんか?できるだけ早く再検査を受けるようにしましょう。

皆さんが会社などで受ける定期的な健康診断がありますね。いつもと変わらず生活しているのに、診断の結果は再検査といわれることがあります。
健康診断で再検査(要精査)といわれたときは、とにかく早めの受診を心がけるようにしましょう。再検査だからといって別に悪い病気が見つかるというのではなく、疑わしい数値やちょっと数値が高いなどしたときに確認の意味でもう一度検査をしておこうという意味合いが強いです。
また仮に結果がよくなかったとしても、早期発見につながりますので、できるだけ早く再検査を受けるようにしましょう。何もなかったと早く安心したいですよね。そのためにも健康診断で再検査(要精査)といわれたときはできるだけ早めの受診をおねがいします。

健康診断で再検査(要精査)といわれたら、今がいくら健康であっても、すぐに再検査を受診しましょう。忙しいのはわかりますが、再検査はとてもたいせつですので、できるだけ早い受診をお願いします。

再検査といわれたら早期に受診を

こんにちは、大場内科クリニックです。会社などで定期的に健康診断を受けた後、結果を見て「あれ?」と思った経験はありませんか?「再検査」「要精密検査」という文字を見つけた瞬間の、あの何とも言えない気持ち。よくわかります。

「自分は健康だから大丈夫でしょ」「忙しくて病院に行く暇なんてない」「来年の健康診断まで様子を見よう」…そんな風に考えてしまう気持ちも理解できます。でも、ちょっと待ってください。その判断、本当に正しいでしょうか?

「再検査」の本当の意味を知っていますか?

皆さんが会社などで受ける定期的な健康診断。いつもと変わらず生活しているのに、診断の結果は再検査といわれることがあります。

実は「再検査」という言葉には、多くの人が思っているほど深刻な意味はありません。再検査だからといって別に悪い病気が見つかるというのではなく、疑わしい数値やちょっと数値が高いなどしたときに確認の意味でもう一度検査をしておこうという意味合いが強いです。

健康診断は限られた時間で多くの項目をチェックする「ふるい分け」のような検査です。だからこそ、少しでも気になる数値があれば「念のため詳しく調べてみましょう」となるんです。これは医学的にとても理にかなったアプローチなんですよ。

数値の「グレーゾーン」って何?

血圧130mmHg、血糖値110mg/dl、コレステロール220mg/dl…これらの数値を見て、すぐに「正常」か「異常」か判断できますか?実は医学の世界には「グレーゾーン」という領域があります。

明らかに正常でもないけれど、明らかに病気でもない。そんな微妙な数値の時に「再検査」という判定が出るんです。これは決して悪いことではなく、むしろ丁寧な健康管理の証拠なんです。

例えば、血圧がちょっと高めの時。これが一時的なものなのか、継続的な高血圧の始まりなのか、一回の測定だけでは判断できません。だからこそ「もう一度測ってみましょう」となるわけです。

「忙しいから後で」が一番危険な理由

健康診断で再検査(要精査)といわれたときは、とにかく早めの受診を心がけるようにしましょう。「忙しいから」という理由で先延ばしにするのは、実は一番リスクの高い選択なんです。

なぜなら、病気の多くは時間の経過とともに進行するからです。例えば糖尿病の場合、境界型から本格的な糖尿病に移行するまでには個人差があります。早期に発見して生活習慣を改善すれば、糖尿病の発症を防げるかもしれません。でも放置していれば、確実に病気は進行します。

また、仮に結果がよくなかったとしても、早期発見につながりますので、できるだけ早く再検査を受けるようにしましょう。早期発見・早期治療ができれば、治療の選択肢も多く、体への負担も軽くて済みます。

放置すると起こりうること

高血圧を放置すれば、動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。高血糖を放置すれば、糖尿病合併症として網膜症、腎症、神経障害が起こる可能性があります。

肝機能異常を放置すれば、脂肪肝から肝硬変へと進行するかもしれません。コレステロール異常を放置すれば、動脈硬化が進行し、将来的に心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。

これらはすべて「もしも」の話ですが、「もしも」を現実にしないためにも、再検査は必要なんです。

再検査で「異常なし」だった時の安心感

何もなかったと早く安心したいですよね。実際に当院で再検査を受けられた方の約7割は「特に問題ありませんでした」という結果になっています。

「あー、良かった!心配して損した」なんて笑顔で帰られる患者さんをたくさん見てきました。その安心感は、再検査を受けた人にしかわからない特別なものです。

逆に、ずっと「大丈夫かな?」と不安を抱えながら1年間過ごすのは、精神的にも良くありませんよね。そのためにも健康診断で再検査(要精査)といわれたときはできるだけ早めの受診をおねがいします。

当院での再検査の流れ

JR相模原駅から徒歩1分の当院では、健康診断の再検査を数多く行っています。まずは健康診断の結果をお持ちいただき、どの項目で再検査が必要なのかを詳しく確認します。

血液検査の再検査であれば、より詳細な項目を追加して検査を行います。血圧の再検査なら、家庭血圧の測定方法もお教えします。心電図異常であれば、ホルター心電図や心エコー検査も可能です。

健康診断で再検査(要精査)といわれたら、今がいくら健康であっても、すぐに再検査を受診しましょう。忙しいのはわかりますが、再検査はとてもたいせつですので、できるだけ早い受診をお願いします。

「この数値って何を意味するの?」「どのくらい心配すればいいの?」「生活で気をつけることはある?」どんな質問でも遠慮なくお聞きください。あなたの健康を守るために、私たちがお手伝いします。