睡眠時無呼吸症候群を早めに治そう - 大場内科クリニック
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2016.03.05(Sat) - 11:39 - 11:39 am

睡眠時無呼吸症候群を早めに治そう

医学博士 大場啓一郎
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医学博士 大場啓一郎

こんにちは、大場内科クリニックです。閉塞型睡眠時無呼吸症候群(閉塞型SAS)は、肥満の方がなるイメージがありますが体形には関係なく日本人特有の顔や顎の形が関係していると言われています。

睡眠時無呼吸症候群は日中行動に支障がでる

閉塞型睡眠時無呼吸症候群(閉塞型SAS)の患者は、睡眠中に体に十分な酸素が行き渡らない為に睡眠の質に影響を与え日中の行動に支障が出てしまします。重症の患者になれば、普通の状態の半分の酸素飽和度しかなく、エベレストの山頂に立った時と同じよう状態になります。
睡眠中に何度もこの状態になると、心身に悪影響を及ぼし倦怠感や脱力感が常にあり集中力低下が起こり勉強や仕事の効率を極端に下げてしまいます。睡眠で深い眠りに付けなければ、十分な酸素が脳に行き渡らなくなり寝ていても脳が起きている状態になり、昼間の眠気にも繋がります。
自覚症状が無い睡眠時無呼吸症候群は、放置していると動脈硬化が起こり心筋梗塞や脳梗塞を招く恐れがある恐ろしい病気です。もしかしてと思った時は早めに受診する必要があります。

睡眠時無呼吸症候群は、生活習慣の乱れからも発症する事があります。自分で気が付かなくても家族やパートナーの指摘があった場合には、医師に相談してみて疑いがある時は早期の治療が大切です。