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投稿日:2016年02月24日|カテゴリ:

こんにちは、大場内科クリニックです。新たな職場に就業の時には雇入時健康診断を受診して、健康状態を把握する義務があります。このなかには便検査(検便(便培養))の健診項目は原則として含まれていませんが、必要な職種も中にはあります。

便検査(検便(便培養))でわかる病気は何

排便機能をつかさどる大腸のなかには、いわゆる善玉細菌と悪玉細菌の優先関係によって、腸の正常な蠕動運動が維持され、良好な腸内環境が保たれて、正常な便通や免疫機能が健全に維持されています。しかし便秘や下痢などの便通異常を抱えている状況では、人体に有害な細菌が腸内で増殖している可能性を否定できず、他人への感染のリスクが懸念されるため介護施設や医療施設、飲食店に就職する場合には便検査を受けることが義務付けられている場合があります。
便検査には不快な動作も伴うので心理的な抵抗感を覚える方も少なくありませんが、多数の人間の健康に関連する業務に就業する場合には、やむを得ないものとして受診してください。また便検査(検便(便培養))の健診項目には潜血反応の有無も含まれるので、大腸がんの可能性の検査も併せて受けることができるメリットもあります。

雇入時健康診断で便検査(検便(便培養))の健診項目が含まれるのは、不特定多数の身体への接触が予想される一定の業種に限られますが、検体の提出が求められた場合でも検査の趣旨を理解して、協力的に対応するようにしましょう。

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