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投稿日:2016年02月23日|カテゴリ:

こんにちは、大場内科クリニックです。企業定期健康診断は、すでに病気をお持ちで受診しているかに関わらず、企業にお務めのかた全てを対象に行われます。今回は、企業定期健康診断で見つかる可能性のある慢性心不全についてお話します。

慢性心不全を見つける検査とは

慢性心不全は、左心不全と右心不全に大きく分けることができます。左心不全では主に呼吸困難を伴う症状が出現し、一方右心不全では、むくみや消化器症状のほか、腎臓などに症状が出現します。
このように慢性心不全では体の様々な場所に症状が見られます。そのため、企業定期健康診断の検査項目で疾患が発見されることがあります。これから健診で行われる検査がどのような目的で行われているのかについて説明します。
まずは、胸部X線検査です。一般的に胸のレントゲンと言われている検査で、心臓と胸郭の比率や画像の影から心不全がないか見るために行われます。また、心電図では心臓の洞結節というスイッチのような役割をしている部分に異常がないかどうかを調べています。そして、心不全では尿検査で蛋白や赤血球、ウロビリノーゲンという物質が陽性になります。その他、血液検査では肝障害や電解質異常の有無を判断するために必要です。
これらの検査を総合的にみることで、慢性心不全の有無やその程度が確認できます。

企業定期健康診断の検査項目で、慢性心不全を見つけることができる可能性があります。胸部X線検査や心電図、尿検査および血液検査などを総合的にみることで、慢性心不全の有無やその程度を確認できます。

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