雇入時健康診断におけるを結核感染診断 - 大場内科クリニック
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2016.02.05(Fri) - 20:13 - 8:13 pm

雇入時健康診断におけるを結核感染診断

医学博士 大場啓一郎
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医学博士 大場啓一郎

結核の検査の重要項目

こんにちは、大場内科クリニックです。会社に新しく社員を雇うときには、健康診断をしなければなりません。内容は身長や体重などの基本的な診察はもちろんのこと、血液検査による各種病気の診断も行っています。

企業や団体などで新しく社員などを雇うときには、雇入時健康診断を実施しなければなりません。
これは、労働安全衛生規則により決められています。
中でも通常の健康診断と異なるのは、結核に関する検査があるということです。
主な結核検査の健診項目は、X線による検査を受けて異常がないと判断された場合は、肺や結核検査の健診項目で欠かすことができない痰の状態を見る喀痰検査を省略することが可能です。
一方で結核の恐れがあると判断された場合は、喀痰検査を受けなければなりません。
痰の色により結核の疑いがある場合は、病院にて専門的な検査を受けなければなりません。
血液検査などでも反応を見ることが可能です。
結核は感染しやすいといわれているため、注意が必要な項目です。結核の有無により採用に影響が出る場合もあります。

企業や団体などで新しい人材を雇うときには、雇入時健康診断を受けなければなりません。
中でも結核の検査はXの検査で異常がない場合は、痰の色を見る喀痰検査を省略することが可能です。