上気道が閉塞して呼吸が弱くなる睡眠時無呼吸症候群 - 大場内科クリニック
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2016.01.13(Wed) - 15:35 - 3:35 pm

上気道が閉塞して呼吸が弱くなる睡眠時無呼吸症候群

医学博士 大場啓一郎
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医学博士 大場啓一郎

こんにちは、大場内科クリニックです。閉塞型睡眠時無呼吸症候群(閉塞型SAS)は、上気道が閉塞して胸や腹部の呼吸が弱くなる睡眠時無呼吸症候群の状態を指します。加齢や体重増加、高血圧などによって気道が狭くなるのが原因です。

閉塞型SASの患者は300万人くらいいる

閉塞型睡眠時無呼吸症候群(閉塞型SAS)の症状としては、入眠後、気道が閉塞して呼吸が停止することで大きないびきをかきます。
激しい音と中断を繰り返すいびきで目が覚めたり、日中に強い眠気や居眠りが起きるようになります。
他にも、起床時に口や喉に渇きがあって頭痛がしたり、苦しくて目が覚めるような場合、閉塞型睡眠時無呼吸症候群(閉塞型SAS)が疑われます。
疲労感や倦怠感、胸焼けや逆流性食道炎、血圧や血糖値が高いなどの症状がある場合も注意が必要です。
これらの症状がいくつか現れた場合は、すぐに専門医の受診を受けることが大切です。
全国で閉塞型SAS に罹患している患者は300万人くらいいると言われているのですが、治療しているのはごくわずかです。
対処としては経鼻的持続陽圧の処置がとられ、睡眠1時間につき20回以上の無呼吸や低呼吸がある場合、健康保険が適応されます。

閉塞型睡眠時無呼吸症候群(閉塞型SAS)は、上気道が閉塞することでいびきをかいたり、日中に眠気に襲われる病です。閉塞型SASの疑いがあると感じた時は、早急に専門医の受診を受けましょう。