睡眠時無呼吸症候群の可能性がある症状 - 大場内科クリニック
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2016.07.22(Fri) - 15:56 - 3:56 pm

睡眠時無呼吸症候群の可能性がある症状

医学博士 大場啓一郎
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医学博士 大場啓一郎

こんにちは、大場内科クリニックです。睡眠時無呼吸症候群には2種類ありますが、閉塞型睡眠時無呼吸症候群(閉塞型SAS)について取り上げます。主な症状をチェックして治療の必要性を考えてみましょう。

閉塞型睡眠時無呼吸症候群の主な症状

閉塞型睡眠時無呼吸症候群(閉塞型SAS)は、名前の通り気道が塞がれたり狭くなったりすることで起こります。気道が狭くなっていても呼吸をしなくてはいけないので、その際にいびきが出るのが特徴です。原因は多様ですが、飲酒によって舌を支える筋肉が緩み上気道を塞ぎやすくなることや扁桃腺の肥大、肥満も閉塞型SASに繋がると言われています。ただし、肥満状態ではない人でも女性のように顎が細いなどの特徴があっても閉塞性SASになる可能性はあるでしょう。自覚症状にあげられるのは、大きないびきのほかに、無呼吸状態をパートナーに指摘される人や日中に眠気が強く出る人が目立ちます。無呼吸の状態が続くと睡眠の質が低下し体に変調が起こることもあるので、適切な診察と早期の対処が推奨されています。

毎日の疲労を回復し休息に欠かせない睡眠を良質なものにするためには、スムーズな呼吸が欠かせません。当てはまる症状に気が付いたら、できるだけ早く適切な対応をするのが理想的です。