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投稿日:2016年10月08日|カテゴリ:

こんにちは、大場内科クリニックです。慢性呼吸器疾患では生命維持に必要な吸気ガス交換に支障をきたし、在宅酸素療法(HOT)が必要にある場合があります。その場合には呼吸器科の医師による長期のサポートが受けられる環境であることが求められます。

在宅酸素療法(HOT)で生活の質を確保

慢性の肺気腫等のCOPDが重症化し、薬物療法や呼吸法の改善によっても、十分な呼吸機能の維持が困難とみられる場合、機械を使って呼吸をサポートする在宅酸素療法(HOT)に踏み切る場合が少なくありません。
呼吸器疾患で酸素不足が慢性化していても、機械を使用して高濃度の酸素を体内に取り入れることで呼吸が楽になることはもちろんのこと、心不全の進行を食い止めるなど身体機能の低下を食い止め生活の質を改善する効果が期待できます。
呼吸困難などの症状の治療には改善が見込まれる一方で、専用の機械の設置が必要で月に一回以上外来や往診で導入後の効果や状態を主治医が確認する必要があるので、かかりつけ医の関与が必須になります。在宅酸素療法(HOT)の適応の有無から、酸素流量や吸入時間など詳細な使用方法は継続的な医師の管理が欠かせません。

COPDなどの慢性呼吸器疾患では、在宅酸素療法(HOT)を選択することで、日常生活の行動の制限も少なくなり生活の質の確保も見込める可能性があります。しかし在宅酸素療法(HOT)の継続には、呼吸器科専門医のサポートが常に受けられる環境を作っておくことが大事です。

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