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大場内科クリニック

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2016.12.16(Fri) - 18:11 - 6:11 pm

せきで疑う気管支喘息とは

医学博士 大場啓一郎
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医学博士 大場啓一郎

気管支喘息の診療では

こんにちは、大場内科クリニックです。せきが続いているなら早めの受診をお勧めします。季節の変わり目で、風邪をひいてしまっているから、せきが続くうちにこういった事柄が頭をよぎりますが、もしかすると気管支喘息かもしれません。

喉の調子が悪いという場合には、なんらかの不調が体の内側で起こっています。もし息苦しい、痰が喉の奥で固まっているような気がする、ヒューヒューと嫌な音がするといった場合は気管支喘息の診療が必要になります。普通のせき止めや風邪薬を飲んでも治らないからです。なんらかのアレルギー反応が体で起こり、それら異物を排除しようと体がせきを出している状態だからです。

適切な治療をせず放置しているとせきのしすぎで肋骨にヒビが入ったり腹筋などが痛くなります。まずはアレルギー反応で気管支が詰まっている状態なので、アレルギーの薬を飲み、気管支を広げる薬を飲むことです。次に喉の炎症を鎮め痰を吐き出しやすくします。これだけでかなり息苦しさが軽減されます。ひどい場合では点滴を利用します。点滴の場合はゆっくりと時間をかけて体に入れる必要があるので2時j間以上かかります。

せきがあまりにいつもと違う、喉からヒューヒュー、ピューピューという音がする場合は気管支喘息を疑い、速やかに診察を受けてください。放置すると命にかかわることもありますが、薬で大きく改善されるので早めの受診が必要です。