まだ大丈夫だと放置していると、取り返しのつかないことになる⁉
血糖値が高い方は、早めに治療を開始し血糖正常化を目指した方が良い、という話しです。
糖尿病のコントロール不良期間が長かった方、糖尿病を放置していた期間が長かった方、健康診断で血糖の異常を指摘されているのに長いこと病院を受診しなかった方は、治療を行う上ですでにハンディキャップがある、という考え方があります。
過去に糖尿病を放置していた期間がある方のほうが、糖尿病の治療目標とされているHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)や血糖値が同じでも、糖尿病合併症をより発症しやすい、とされています。
もう少し言い換えると
早めに血糖値を下げないと手遅れになる!?という可能性があるということです。
あとから頑張って治療しても、脳卒中や心筋梗塞にならないようにするには、より労力が必要なのです。
「まだ若いから大丈夫」が取り返しのつかないことになる、可能性があります。
過去に糖尿病を放置していた期間がある方のほうが、糖尿病合併症のリスクが高いことを「メタボリックメモリー」「遺産効果(レガシーエフェクト)」と言ったりします。
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