「生椎茸」と「干し椎茸」選ぶならどっち?- 痛風・高尿酸血症の食事 スタッフブログ - 大場内科クリニック
MENU CLOSE
大場内科クリニック

〒252-0231
神奈川県相模原市中央区相模原
1丁目2−6

公式SNS
  • twitter
  • LINE
  • Facebook
  • Instagram
リーフキッズ保育園 相模原(当院院長が理事長の保育園です)

長ブログ

Doctor's Blog

あなたが「知らなかった」でつらい思いをしないように、後悔しないように。

2016.04.30(Sat) - 18:16 - 6:16 pm

「生椎茸」と「干し椎茸」選ぶならどっち?- 痛風・高尿酸血症の食事 スタッフブログ

医学博士 大場啓一郎
>>プロフィール詳細

医学博士 大場啓一郎

「生椎茸」と「干し椎茸」選ぶならどっち?- 痛風・高尿酸血症の食事

和食の定番、筑前煮。
欠かせない材料の一品に「椎茸」が有ります。
プリン体摂取量に気を付けたい方。使うなら「生椎茸」と「干し椎茸」どちらを選びますか?

煮物と言えば、旨味たっぷりの出汁でコトコト材料を煮ていき、味をたっぷりと染み込ませて、頂きたいものです。
そして、乾燥品である「干し椎茸」の方がプリン体が少なく、「生椎茸」の方がプリン体が多いとされています。

患者さん:「先生、干ししいたけと生しいたけなら、どちらの方がプリン体が多いのでしょうか?」

医師:「生しいたけの方がプリン体が多い傾向にあります。生しいたけ100グラムあたりのプリン体の含有量は、約5.5ミリグラムです。一方、干ししいたけ100グラムあたりのプリン体の含有量は、約3.5ミリグラムです。ただし、しいたけの種類や栽培方法、収穫時期などによっても含有量にはばらつきがあります。」

患者さん:「でも、プリン体をなるべく抑えたい場合は、どうしたら良いですか?」

医師:「そうですね。高プリン食品を避けることが大切です。また、以下のような調理方法の工夫が有効です。まずは、水にさらすことでプリン体を減らすことができます。肉や魚を煮込むことでプリン体を減らすこともできますし、プリン体の多い調味料を控えめにすることも大切です。そして、野菜や果物、卵、乳製品などプリン体が少ない食品を積極的に摂取することもオススメです。理想的には、バランスの良い食事を心がけることが大切ですね。」

同じ食材でも、選び方でプリン体摂取量は抑えられそうですね。