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2016.11.24(Thu) - 13:29 - 1:29 pm

糖尿病の血液検査でわかる事

医学博士 大場啓一郎
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医学博士 大場啓一郎


 
こんにちは、大場内科クリニックです。食べ物が豊富で栄養価の高い物を摂取する機会が多い現代人にとって、糖尿病は非常に多くの方が発症している病気です。どの程度の糖尿病が進んでいるかは、血液検査で簡単に判明します。

糖尿病の血液検査の内容

診療によって糖尿病の血液検査は容易に調べる事が可能ですが、調べる項目には血糖値やグリコヘモグロビン(HbA1c)と呼ばれる成分があります。糖尿病の診断には血糖値、糖尿病のコントロール指標にはHbA1cが使用されます。
血糖値のおおよその目安として、空腹時では60~109mg/dl、食後2時間では60~139mg/dlとなっています。HbA1cは4.6~6.2%を基準値として正常範囲です。たとえ少し超えても正常の場合もあり得ます。健康な人でも正常値に入らない方も当然いて絶対と言う事はありませんが、生活習慣に気を使って数値が高くならない様に対策をするのは重要となります。
糖尿病は遺伝的要素もありますが、殆どが食生活の乱れや運動不足が原因です。様々な糖尿病の症状が出て治療を余儀なくされる前に、もう一度普段の生活を見つめ直す必要があります。

糖尿病の本当の怖さは合併症で、高血圧や動脈硬化が原因で心筋梗塞や脳梗塞などの重大な疾病になる事があります。糖尿病の症状として尿検査だけでは発見できない事も多く、血液検査を定期的に行うのが大切です。

 

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