2015.09.25(Fri) - 17:07 - 5:07 pm
睡眠時無呼吸症候群を患うと病気に
こんにちは、大場内科クリニックです。昨晩たっぷり睡眠をとっていたはずなのに、日中に眠気に襲われたり、集中力に欠けていたりしていませんか。それは「閉塞型睡眠時無呼吸症候群(閉塞型SAS)」が原因かもしれません。
閉塞型SASは合併症を引き起こす
「閉塞型睡眠時無呼吸症候群(閉塞型SAS)」は、空気の通り道である気道が狭められ睡眠中に無呼吸状態になってしまい、脳に酸素が送られなくなり睡眠が浅くなってしまう状態のことです。寝ている間に断続的に起きるので、深い睡眠が得られません。まるで睡眠中に運動しているようなもので、疲れるために寝ているのと同じです。閉塞型SASの症状は、大きなイビキ・寝汗をかく・寝相が悪い・慢性的な頭痛・倦怠感などです。無呼吸状態(10秒以上)が、①一時間あたり5回以上②7時間で30回以上、のどちらかで閉塞型睡眠時無呼吸症候群(閉塞型SAS)と診断されます。この治療には「CPAP療法」が効果的です。マスクを装着して気道を強制的に広げて酸素を送ります。高血圧などの生活習慣病の改善に期待ができます。当医院では、CPAPの効果や適正使用の確認だけでなく高血圧などの合併症の診療も行います。
閉塞型睡眠時無呼吸症候群(閉塞型SAS)は、高血圧や動脈硬化、脳卒中・脳梗塞などの合併症を引き起こします。当医院で診察し、CPAP療法でしっかり改善していきましょう。