2016.01.12(Tue) - 15:35 - 3:35 pm
咳喘息は気管支喘息とは違う病気です
咳喘息の診療は早めの受診が必要です
こんにちは、大場内科クリニックです。風邪を引いていてせきだけがなかなか治らず苦しい思いをしている人がいるなら、それは咳喘息を疑ったほうが良いでしょう。咳喘息とは気管支喘息と違う病気です。
せきだけがなかなか治らないという不安はとてもしんどいものです。
夜は寝つけず、せきが出るので喉は炎症を起こして痛くなってしまうからです。
耳鼻咽喉科でも喉の炎症を抑える薬は出ますが、やはり根本的に病気の名称は気になるところです。
せきが続くけど喉がヒューヒュー鳴って息苦しいなら早めの受診が必要になります。
咳喘息の診療は喉を見たり胸の音を聞いたりします。
また指にある機械を取り付け脈拍や血液中の酸素を調べることで、気管支喘息やその他の病気か咳喘息かを調べることが出来ます。
痰が切れなくヒューヒューゼロゼロという汚い音がする場合は喘息、音がなく主な症状がせきだけなら咳喘息と言われています。
しかしその中でも咳喘息から気管支喘息などに移行してしまう人もいるので適切な治療が大切です。
早めの受診により原因を探り、まずはせき止めや胃薬など基本的な投薬治療ですが、その薬の他に吸入器など処方される場合があります。
細かい粒子の薬を喉に直接吸わせることにより炎症をやわらげたり気管を広げる手伝いをします。まずはせきの症状を小さくしていくことを考えます。