在宅医療

在宅医療とは

ご自宅や施設など住み慣れた場所で、いつまでも自分らしく暮らすための医療サービスです。通院が難しくなった方が対象となり、医師による訪問診療や往診、看護師による訪問看護などが含まれます。
当クリニックで大切にしていること

患者さんがいつまでも自分らしく暮らせるよう、ご本人やご家族をサポートさせて頂きます。 今まで大切にしてきたこと、療養に対する思い、家族や大切な方へ伝えたい思いなど、当院スタッフにお話しください。 ご本人が望む範囲で医療行為を考えていきましょう。 患者さんが意思表示をできない状態になった時、ご家族や周りの方が判断に悩むような状況になった時、どんな状況下でも一緒に前を向いて進んでいけるようになりたいと考えています。


「いつまでも自分らしく暮らす」とは いつまでも穏やかで不安がなく、ご本人の意思や人としての尊厳が最優先される過ごし方です。 適切なサポートがあれば、住み慣れた場所や安心した場所で暮らすことができます。 ご本人やご家族の意思に反した救急搬送や入院、延命治療は行いません。

診療エリア
相模原市、町田市診療時間
24時間365日対応緊急連絡先
訪問看護ステーションもしくは在宅当番医にお電話ください(24時間365日対応)。医師紹介

当院の実績
- 在宅療養支援診療所認定(2016年~)
- 全患者さんをご自宅でお看取りしています
在宅療養支援診療所とは
- 地域の在宅医療を支える診療所です。
- 24時間365日、医師の往診体制や訪問看護体制が整っている施設のみ認可を受けることができます。

在宅医療開始までの流れ
- 1.当クリニックまでお電話ください。ケアマネージャーを通してご相談頂いても構いません。※ご連絡は当クリニック診療時間内(9:00-12:30、15:00-18:00(木曜・土曜午後・日曜・祝日休診))にお願いします。
- 2.お電話にて患者さんの状態を把握させて頂きます。
- 3.在宅医療の説明をいたします。当院の担当者がお宅に伺うか、ご家族やケアマネジャーが当院にお越し頂いても構いません。ご本人やご家族が大切にしたいことを担当者にぜひお伝えください。※ご用意頂きたいもの:健康保険証、介護保険証、お薬手帳、紹介状や診療情報提供書
- 4.初回訪問診療 担当医師が診療に伺います。実際の病状・状態を把握します。ご本人やご家族、ケアマネージャー、訪問看護師と話し合いを行い、在宅医療計画を立てます。
- 5.在宅医療開始 基本的に月2回の訪問診療を行います。


可能な医療行為
- 内科診療:内服薬調整、インスリン療法、在宅酸素療法、CPAP療法、中心静脈栄養管理
- 外科診療:褥瘡管理、創傷治療、胃瘻管理、人工肛門管理、尿カテーテル管理
- その他:認知症、疼痛コントロール、緩和ケア
お薬について

- お近くの調剤薬局でお薬が受け取れるよう手配いたします。
- 薬剤師がご自宅や施設を訪問し、お薬のお届け、服用方法や残薬の確認を行うこともできます(訪問薬剤管理指導)。
- ご家族の方が当院まで処方箋を取りに来て頂いても構いません。
在宅医療にかかる費用について
医療保険証と介護保険証を使って、自己負担額分をお支払い頂きます。国が定めた診療報酬点数制度・介護報酬制度に基づいています。予防接種や診断書料については自費でのお支払いになります。
1ヵ月あたりの費用目安(月2回の訪問診療の場合) 自己負担額 1割 約6,000円 2割 約12,000円 3割 約18,000円 ※費用の内訳(自己負担額1割の方) ○在宅時医学総合管理料3,800円 – 在宅医療の基本費用 ○在宅患者訪問診療料1,666円(1回あたり833円) – 月2回の訪問診療の費用 ○居宅療養管理指導費580円(1回あたり290円) – 療養上必要な指導・管理、ケアマネジャーや他の介護事業者さんとの連携に関する費用 ※※上記以外でかかる費用としては、在宅療養指導管理料、検査費用、点滴・注射などの費用、往診時の費用、紹介状作成費用、お看取りの費用、各種加算費用などがあります。 ※※※在宅時医学総合管理料は在宅酸素療法、人工肛門、自己導尿、ドレーンチューブや留置カテーテルの有無などにより費用が異なります。


お支払いについて
- 1か月分の費用をまとめてお支払い頂きます。翌月中旬までに請求書を作成し、郵送させて頂きます。翌月末までにお支払いください。
- お支払い方法は、ご家族が当院にお越し頂くか、訪問させて頂く際にお支払いください。便利な口座振替も可能です。