痛風にNGな食品は? - 相模原 大場内科クリニック
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リーフキッズ保育園 相模原(当院院長が理事長の保育園です)

病気をわかりやすく解説

痛風にNG
な食品は?

痛風になんて、二度となりたくない⁉︎
あなたは痛風になったことがありますか?
忘れるはずのないあの辛い経験、痛風にならないためには何に気をつけたらいいのでしょうか?

皆さんがとても関心の高い、痛風にNGな食品について解説していきたいと思います。

痛風は尿酸値が高くなることで起こる厄介な病気です。
痛風の原因には様々ありますが、その大きな原因のひとつに食事があります。
特にプリン体が多い食品の摂取は痛風のリスクを高めます。

痛風にNGな食品とは何でしょうか?
では、具体的にどのような食べ物に気をつければ良いのでしょうか?
食事制限をするのはつらいですが、痛風の発作を防ぐためには大切なことです。

ここでは、痛風に悪影響を与える食品と、どのように注意したらよいか具体的な方法についてご紹介します。
痛風予防のための健康的な食事と生活習慣ついて一緒に考えていきましょう。

痛風にNGな食品とは?

痛風は、体内の尿酸値が高くなることで引き起こされる病気です。
実は、私たちが日々食べている食品の中にも、この尿酸値を上げてしまうものがあります。痛風の方や、その予備軍の方にとって、これらの食品を知ることは非常に重要です。

では、痛風にNGな食品、具体的にどんな食品に気をつければいいのでしょうか。

結論から申し上げると、血液中の尿酸値を上げてしまう食品を避けましょう。
最も効果が高いのは、ご飯、パン類、麺類、お菓子などの炭水化物・糖質を控えることです。
果物の食べ過ぎの時に尿酸値を上げる原因となります。食べ過ぎには注意しましょう。
お酒もよくありません。
アルコール摂取によって尿酸値は上がってしまいます。
過剰なアルコール摂取は、脂肪肝の原因となり、体の代謝に変化をきたしてしまいます。

そして、この記事で紹介していくのが、皆さんがとても関心の高い、プリン体を多く含む食品についてです。
例えば、レバーや白子、いわし、まいわしなどの魚介類がこれに当たります。
これらは栄養価が高い反面、尿酸値を上げやすいので注意が必要です。

他にも注意すべき食品があるので、詳しく解説していきます。
痛風は決して珍しい病気ではありませんが、適切な食事管理と生活習慣の改善により、十分にコントロール可能です。
日々の食生活を見直すことで、痛風の発症や悪化のリスクを低減できるかもしれません。

プリン体が高い食品一覧

プリン体という言葉を耳にされたことがある方も多いと思います。
実はプリン体は痛風と深い関係があります。
プリン体は体内で尿酸に変わる物質で、特定の食品に多く含まれています。

一般的に、痛風にNGな食品とは、プリン体が多く含まれている食品を指しています。

プリン体を多く含む食品を食べると、体内の尿酸値が上がってしまうため、結果として痛風になるリスクが高まってしまうのです。
ではどのような食品に気をつければいいのでしょうか。

プリン体が特に高い食品には、以下のようなものがあります:

  • 1.内臓肉 – 白子、レバー、キドニー、ハートなど
  • 2.特定の魚介類 – イワシ、アンチョビ、サバ、カツオなど
  • 3.干物 – 干しエビ、スルメなど
  • 4.魚卵 – たらこ、かずのこ、いくら

美味しいものが多いので完全に避けるのは難しいですが、これらの食品の摂取を控えめにすることや、他の低プリン体食品と上手に組み合わせるなど、バランスを意識して楽しめるといいですね。

プリン体を多く含む食品について紹介させていただきました。
ただし、プリン体は数多くの食品に含まれていて、プリン体摂取を減らして、生活する事はかなり難しいです。
痛風にならないために、尿酸値を上げないために、どんなことに気をつけたらいいか、この記事では順に説明していきます。

内臓肉とその影響

内臓肉、特にレバーやキドニー(腎臓)は、実は痛風の方にとって要注意の食べ物です。
これらの食品には、プリン体がとても多く含まれています。
プリン体が体内に入ると、尿酸値が急激に上昇してしまいます。

そうすると、痛風持ちの方は発作を起こす可能性が高くなってしまうのです。
痛風で悩んでいる方は、これらの内臓肉を食べるのは控えましょう。
完全に避けるのが難しい場合は、時々少量を楽しむくらいにすると良いでしょう。

自分の体調と相談しながら、適度な量を守ることが大切です。
日々のちょっとした食生活が、健康的な体を作る基本となるからです。

海産物のプリン体含有量

意外と思われるかもしれませんが、青魚や干物、魚卵にもプリン体が多く含まれています。
例えば、いわしや秋刀魚、さばなどの青魚、干物、そしてたらこやいくらといった魚卵がそれにあたります。
これらの食品は栄養価が高く、普段の食事に取り入れたい食材ですよね。

でも、痛風の方にとっては要注意です。
プリン体が多いため、痛風のリスクを高めてしまう可能性があります。
痛風で悩んでいる方は、これらの食品の摂取を控えめにするのが賢明かもしれません。

完全に避ける必要はありませんが、食べる量や頻度には気をつけたほうが良さそうです。
食事への小さな意識の積み重ねが、痛風のリスクを下げることにつながるんですね。

アルコールの種類と痛風への影響

痛風にNGな食品としての代表格はアルコールです。
アルコール摂取によって、尿酸値が上がってしまい、痛風発作を起こしてしまう、ご存知の方も多いかと思います。

お酒好きの方にとっては少し残念な話かもしれませんが、アルコール、特にビールは痛風との関係が深いんです。
ビールにはプリン体が多く含まれていて、これが尿酸値を上げてしまうんです。
もちろん、適量なら許されることもありますが、痛風が心配な方は飲む量を控えめにした方が良さそうです。

美味しいビールを控えるのは辛いですね。
でも痛風の発作にも大きく関わることなので、プリン体の低いアルコール類に置き換えるなど、バランスを大事にすることが大切です。

健康的な食生活って、難しく感じることもありますよね。
でも、少しずつ良い習慣を作っていくために、できることから始めてみることが大事です。

日常的に安心して食べられる低プリン体食品

ここまで痛風のリスクを高める食品、痛風にNGな食品についてふれてきました。
次にプリン体が少ない食品についてお伝えしていきます。
低プリン体食品、実はたくさんあるんです。

低プリン体の食品を上手に取り入れていくと、痛風のリスクを減らせる可能性があります。どんな食品があるのか、とても気になりますね。

日常的に食べられる低プリン体食品について、詳しくお話ししていきます。
このあとご紹介する食品を上手に取り入れて、より健康的な食生活を楽しみましょう。

主食としての白米とパン

日本人にとって、食生活の中心となる白米。
実はこの白米、プリン体が比較的低く、一見安心して食べれるように見えます。
パンも同じように、プリン体が低めの食品です。

ただし、前述した通り、炭水化物・糖質の過剰摂取は、尿酸値を上げる原因となってしまいます。
炭水化物・糖質の過剰摂取により、体内では乳酸が産生され、尿酸の腎臓からの排出を妨げるため、尿酸値が間接的に上がってしまうとも言われています。

主食としての白米やパンに含まれるプリン体の量は多くありません。
プリン体としては安心して摂取することができます。
ただし、食べ過ぎには注意です。
炭水化物の過剰摂取は、肥満や脂肪肝を引き起こす主な原因の1つです。

プリン体をいくら制限しても、尿酸値が高くなってしまうことがあるかもしれません。
もしかすると、白米、パンなどの色を食べ過ぎている可能性があります。
そして、この高尿酸血症の原因は、遺伝的な体質、つまり、ご両親から受け継いだ体質によるものが少なくありません。

あなたの尿酸値はなぜ高いのか、かかりつけの先生としっかり相談するようにしてください。

低プリン体野菜の選び方

野菜好きの方にとって、嬉しいお知らせがあります。
多くの野菜は実はプリン体が低いんです。
痛風が気になる方も、安心して食べられる食材が多いんですよ。

例えば、キャベツやトマト、きゅうりなどは特にプリン体が少ないので、毎日の食事に取り入れやすいです。
これらの野菜を積極的に食べることで、痛風予防に繋がるかもしれません。

ただし、注意も必要です。
納豆やほうれん草など、意外とプリン体が高い野菜もあるからです。
野菜を選ぶ時は、そのプリン体含有量をちょっと確認してみるのも良いかもしれません。

こういった低プリン体食品を上手に取り入れて、バランスの良い食事を心がけることで、痛風のリスクを減らせる可能性があります。
健康的な食生活って、意外と身近なところから始められるんですね。

痛風予防のための生活習慣

痛風の予防って、食べ物のことばかり気にしがちですよね。
でも実は、それだけじゃないんです。
日々の生活習慣も、実はとても大切です。

痛風予防には、食事以外にも気をつけるべきことがあります。
例えば、運動や睡眠、ストレス管理なども関係すると言われています。
これらの習慣を見直すことで、痛風のリスクを減らせる可能性があるのです。

ちょっとした工夫で、健康的な生活を送れるかもしれません。
どんなことに気をつければいいのか、これから詳しく見ていきましょう。

飲酒の管理

先ほど、アルコールの中でもビールにプリン体が多く含まれていることをお伝えしました。ビールの他にはリキュールも要注意です。
これらの飲み物には、プリン体がたくさん含まれるため、飲むと体内の尿酸値がぐっと上がってしまいます。

でも、完全に辞めるべきというわけではありません。
週に数回程度、1日の飲む量を少なめにするのがいいようです。
毎日飲んでいた方は、週に2日くらいお酒を飲まない日を作ってみるのはどうでしょうか。
こうすることで、体への負担がずいぶん減るかもしれません。
健康のために、少しずつ習慣を変えていくのも大切ですよね。

推奨される飲酒量と種類

お酒を楽しみたい方にとって、気になるのはその種類と量ですね。
痛風予防のためには、アルコールの摂取量には十分注意が必要です。

ビール好きの方は、1日1缶(350ml)までが目安です。
ワインなら、グラス1杯(150ml)程度までが良さそうです。
焼酎やウイスキーなどの強いお酒は、アルコール度数が高いこともあり、さらに控えめにした方が良いとされています。

これを聞くと、ちょっと物足りない感じがするかもしれません。
でも、健康のためと思えば、少しずつ習慣を変えていけるかもしれませんね。
適量を守ることで、お酒を楽しみながら痛風予防もできるんです。

肥満と痛風の関連性

体重のことって、少し気になりますよね。
実は、体重も痛風と関係しているんです。
体重が多めだと、体の中で尿酸がより作られやすくなると言われています。

そうすると、痛風になる可能性が高くなってしまうんです。
だから、適正な体重を維持することが尿酸値を正常に保つためには肝心といえるでしょう。
これは痛風予防だけではなく、全体的な健康にも良いことかもしれませんね。

尿酸値を正常に保つために、体重管理は重要です。
ダイエットと聞くと大変そうですが、習慣を変えていけば、きっと達成できるはずです。

体重管理の重要性と具体的方法

適正な体重を保つ、と言うのは簡単ですが、実際の生活ではなかなか難しいことです。
生活で気をつけるべき、いくつかのポイントをご紹介します。

まずは食事のバランスです。
カロリーの高い食べ物、特に糖質や脂質の多いものは控えめに。
その代わり、野菜や果物をたくさん食べるのがおすすめです。

次に運動です。
毎日ちょっとずつでも体を動かすと、体重が増えにくい体になります。
健康的な体づくりにもつながります。
運動する習慣は、尿酸値のためだけではなく、健康を維持するためにとても大切です。
定期的に運動することで、メンタルの改善にも効果があるとも言われています。

そして、激しい運動は、むしろ尿酸値を上げてしまうことがわかっています。
激しい運動行うことによって、体の中では、乳酸の量が増えてしまいます。
乳酸は腎臓から排出される際に、尿酸と同じ経路のため、間接的に尿酸値が上昇してしまうのです。
日常的に、激しい運動する機会が多い方、尿酸値が上がっていませんか?
かかりつけの先生と相談しましょう。

こういった小さな習慣の積み重ねが、実は大きな効果を生むのですね。
食事と運動への意識は、痛風の予防だけじゃなく、全体的な健康にも良いことばかりです。
日々の生活の中で、少しずつでも工夫していけたら素晴らしいですね。

健康的な生活は、意外と身近なところから始まるものかもしれません。

痛風にNGな食品とは?まとめ

痛風は、尿酸値が異常に高くなることで起こる病気です。
その尿酸値に大きな影響を与えるのが、毎日の食事です。
だからこそ、痛風を予防したり、うまく付き合っていくには、正しい食生活がとっても大切なんですね。

ここでは、痛風に悪影響を与える食べ物を見直して、健康を保つためのポイントをまとめています。
痛風にNG、痛風には良くない、悪いなど読んでしまうと、食べるのが怖くなってしまいます。
痛風の話を聞くと不安な気持ちになると思いますが、正しい知識を持って、賢く食事を選んでいけば、きっと上手に管理できるはずです。

高プリン体食品の影響

プリン体は尿酸のもとになるものです。
特に気をつけたいのが、内臓肉や一部の魚介類、それにお酒です。
これらの食べ物や飲み物には、プリン体がたっぷり含まれているので注意が必要です。

これらのものを食べ過ぎると、体の中の尿酸値がぐんと上がってしまうからです。
痛風とうまく付き合っていくためには、これらの食べ物の量を意識することがとっても大切なんですね。

美味しいものは、つい食べ過ぎてしまいがちです。
でも、健康のことを考えると、適量を意識することが大切です。
自分の体と相談しながら、体に優しい食品を選ぶことで、体も心も喜んでくれるはずです。

内臓肉と海産物

レバーやニワトリのもつ、それにアンチョビやイワシなどの小魚には、実はプリン体がとても多く含まれています。
美味しいものばかりですが、痛風を予防するには、こういった食べ物を控えめにすることが大切です。
でも、大好きな食べ物を完全に諦めるのではなく、時々少量を楽しむとか、プリン体の低い食品と上手に組み合わせるなど、そんな工夫をしてみるのはどうでしょうか。

プリン体の多い食べ物と上手に付き合うことが、痛風予防につながります。

アルコール類の制限

ビールやリキュールなどアルコール度数の高いお酒は、尿酸値を上げる原因になります。
かといって完全に禁酒することは難しいので、適量を守って、無理のない範囲で楽しむことが大切です。

このように、痛風に悪影響を与える食べ物や飲み物を避けて、バランスの良い食生活を心がけることが、痛風の予防と上手な付き合い方には欠かせません。
痛風について正しく理解し、自分の体に合う食事を選んでいくことが、痛風のリスクを減らすことにつながります。

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