2025.06.15(Sun) - 11:13
帯状疱疹ワクチン高齢者公費負担相模原市
相模原市帯状疱疹ワクチン公費負担のお知らせ
対象者の方はクリニックでご予約ください
定期接種開始
💉 相模原市でも高齢者のみですが、公費負担で帯状疱疹ワクチンが受けられるようになりました!
以下の対象者(お知らせが届いた方)はクリニック受付でご予約してください(お電話でもOK)✨
💡 当院では帯状疱疹ワクチンは、生ワクチンよりも、その後新しく開発された不活化ワクチンの接種を推奨しています。理由はこちらをごらんください。
以下の公費負担の対象とならない方は、自費での接種をお勧めしています(1回¥21,780)。くわしくはこちらをご覧ください。
📞 042-758-6811
🎯 対象者
本市に住民登録があり、次のいずれかに該当する人
(対象年齢の人には5月~6月頃にお知らせを送付します)
1. 対象年齢の人
(1)年度中に65歳・70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳になる人
※対象年齢に到達する年度中のみ定期接種となります(期間外は任意接種)
※65歳以上の方で対象とならない方は、経過措置として令和11年度までの5年間をかけて順番に接種機会が設けられます
※経過措置終了後(令和12年度以降)は、65歳の人のみが対象となります
(2)接種日時点で100歳以上の人(令和7年度のみ)
💡 帯状疱疹ワクチンを打たないと損する4つのこと
あなたは「まだ元気だから大丈夫」と思っていませんか?
でも、帯状疱疹は80歳までに3人に1人がかかる病気です😰
1️⃣ 【耐えられない痛み】
ピリピリ、チクチクとした痛みで夜も眠れない…
服が触れるだけで激痛が走り、何もできなくなってしまいます💦
2️⃣ 【数年続く痛みと後遺症】
帯状疱疹が治っても約2割の方に痛みが残ります
針で刺されるような、焼けるような痛みが数年続くことも😭
失明や顔面神経麻痺などの重い後遺症の可能性もあります
3️⃣ 【高額な治療費】
入院になると十数万円以上かかることも💸
痛みが続けば毎月数千円の治療費が1年以上続きます
ワクチン代(43,560円)より高くなってしまいます😱
4️⃣ 【日常生活の制限】
痛みで家事や仕事ができなくなり、気分も落ち込みがちに😔
あなただけでなく、ご家族にも心配をかけてしまいます
でも安心してください!✨
50歳以上で約97%、70歳以上で約90%の予防効果があります
「もっと早く打っておけばよかった…」と後悔する前に💪
📋 詳細情報は相模原市公式サイトをご確認ください
👉 https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kosodate/kenko/1026625/yobou_sesshu/otona/1032560.html
📖 帯状疱疹についてくわしくはこちらをご覧ください。
▼ 帯状疱疹ワクチンを打たないと損する4つのこと(シングリックス筋注用)
👉 https://obanaika.com/yobou/hz/
ご不明な点がございましたら、お気軽にお電話でお問い合わせください😊
- お電話でのご予約:042-758-6811
- 受付時間:診療時間内
大場内科クリニックYouTubeチャンネル🔽
https://www.youtube.com/@obanaika
当院が不活化ワクチン(シングリックス)を推奨する理由
シングリックスが開発された経緯
シングリックスは、帯状疱疹(たいじょうほうしん)を予防するために開発されたワクチンです。これまで帯状疱疹の予防には、生ワクチン(弱毒化した水痘ウイルスを使ったワクチン)が使われてきましたが、生ワクチンにはいくつかの問題点がありました。そのため、より効果的で安全なワクチンを求める声が高まり、シングリックスの開発が進められました。
シングリックスは、イギリスで開発され、2017年にアメリカやカナダで承認され、その後2018年に日本やヨーロッパでも承認されました。このワクチンは「組換えサブユニットワクチン」と呼ばれ、ウイルスの一部(VZV糖タンパクE)を使い、さらに免疫を強くする成分(アジュバント)を加えて作られています。
生ワクチンの問題点
生ワクチンには以下のような問題点があります。
🚫 免疫力が弱い人には使えない
生ワクチンは、弱くしたウイルスを体に入れて免疫をつけますが、免疫力が落ちている人(高齢者や病気の治療中の人など)には、ウイルスが体内で増えてしまい、逆に病気を引き起こす危険性があります。
📉 効果が十分でない場合がある
生ワクチンは1回の接種で済む反面、時間がたつと効果が弱くなったり、十分な免疫がつかないことがあります。特に高齢者では、免疫の持続や効果が不活化ワクチン(シングリックス)より劣るとされています。
⚠️ 副反応やワクチンブレイクのリスク
生きたウイルスを使うため、体調や体質によっては副反応が出たり、十分な免疫がつかずに病気にかかる「ワクチンブレイク」が起きることもあります。
シングリックスの特徴と利点
✅ 免疫力が低下した人にも使える
シングリックスは生きたウイルスを使わないため、免疫力が低下した人や免疫抑制剤を使っている人にも安全に接種できます。
📈 高い予防効果・長い持続期間
生ワクチンに比べて、シングリックスは予防効果が高く、効果も長く続きます。たとえば、生ワクチンが5年で約50%の効果なのに対し、シングリックスは9年以上90%ほどの効果が認められています。
🛡️ 副反応は少しあるが安全性が高い
接種部位の痛みや腫れなどの副反応は少しはあるものの、重い副作用は少なく、安全性が高いとされています。
まとめ
シングリックスは、生ワクチンの「免疫力が弱い人には使えない」「効果が十分でない」「副反応やワクチンブレイクのリスクがある」といった問題点を解決するために開発されました。✨
より多くの人に、より高い効果で帯状疱疹を予防できる新しいワクチンです💪