保険医療機関の書面掲示
患者様へのご案内
当院では診療報酬として以下の加算や診療体制を整備しております。
ご理解のほど、何卒よろしくお願い致します。
明細書発行体制等加算
明細書を患者さまに無償で交付しております。明細書には受けられた治療の詳細や費用が記載されています。
一般名処方加算
処方箋に薬剤の一般的名称を記載する際に、その趣旨を患者さまに十分に説明しております。一般名処方とは、薬剤の成分名(ジェネリック名)で処方する方法を指します。この方法により、特定のブランドに依存することなく、同じ効果を持つ薬を選ぶことが可能です。これにより、薬の選択肢が広がり、時にはコスト削減にもつながります。
情報通信機器を用いた診療
情報通信機器を用いた診療、いわゆるオンライン診療での初診の際には向精神薬を処方しない方針をとっております。まず、向精神薬はその性質上、依存性や副作用のリスクが比較的高い薬剤であります。患者さまの安全を最優先に考えるため、これらの薬剤は患者さまの健康状態や既往歴を詳細に把握し、必要に応じて直接的な身体検査を行った上で慎重に処方する必要があります。オンライン診療では、対面診療と比べて患者さまの体調や表情、非言語的な情報を完全には捉えにくい場合があります。特に初診では、医師として患者さまの全体的な健康状態や、特定の症状に対する詳細な評価を行うことが困難なことがあるためです。
医療情報取得加算
電子資格確認のシステムを導入し、これを活用して質の高い診療を提供しています。電子資格確認とは、患者さまが保険証などの医療資格を持っているかどうかを、電子的にリアルタイムで確認するシステムです。このシステムを利用することで、患者さまの保険の適用状況や更新情報を正確に把握することができます。
医療DX推進体制整備加算
医療DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の体制を整えております。これにより、質の高い診療を実施するために必要な情報を効率的に取得し、活用しております。
長期処方及びリフィル処方
28日以上の長期処方やリフィル処方に対応いたします。
保険外負担(オンライン診療)費用
オンライン診療に際しての予約や受診などに係るシステム利用に要する費用として、保険診療一回につき、1,430円、実費のご負担をお願いしております。
書類郵送料
患者様のご都合により、書類の受け取りや提出を郵送でご希望された場合、郵送料として700円、実費のご負担をお願いしております。
後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養
令和6年10月から、ジェネリック医薬品(後発医薬品)があるお薬について、もし先発医薬品を使いたい場合は、特別な料金がかかります。この特別料金は、先発医薬品と後発医薬品の値段の差の4分の1の金額です。例えば、先発医薬品が1錠100円、後発医薬品が1錠60円の場合、差額の40円の4分の1である10円を、いつものお薬代に加えて支払うことになります。特別料金には消費税もかかります。端数の処理などで、必ずしも4分の1ぴったりにはならないこともあります。後発医薬品がいくつかある場合は、一番高い後発医薬品との値段の差で計算します。診察料や調剤料など、お薬以外の料金はこれまでと変わりません。