投稿日:2016年01月28日|カテゴリ:胸が痛い・息苦しい、病院で原因を調べたい , クリニックブログ
こんにちは、大場内科クリニックです。呼吸が苦しい、痰を伴うせきが出るなど、小さい子供から大人まで幅広い年代で発症するのが気管支喘息です。せきが止まったと思っても、また発作が起きることもあるので注意が必要です。
発作が出たらどうすればよいのでしょうか
気管支喘息は子供の病気というイメージがありますが、実は大人の方も多い病気なのです。
また小さいころにかかった小児ぜんそくが再発する場合もあります。
症状としては、胸が息苦しく、激しいせき、粘質性の高い痰が出ます。胸が息苦しいだけだったり、せきが出るだけだと、風邪などと勘違いしてしまい、自分が気管支喘息だということを分かっていない場合が多々あります。
万が一、発作が出た場合は早めの受診をお勧めします。放っておくと、悪化してしまう恐れがあるのです。小さい発作が起きた場合は、病院で処方されている薬を使用して安静にしましょう。中発作の場合も薬を使用し安静にしますが、症状が改善しない場合はかかりつけの病院か、もしくは救急外来のある病院へ行きましょう。
風邪だと思って気管支喘息を放置しておくと危険な場合があります。落ち着いたように見える症状も、炎症が悪化し続け、気道が狭まってくる場合があります。せきが続いたり、胸が息苦しく感じた時には、早めの受診を心がけましょう。