投稿日:2016年05月26日|カテゴリ:胸が痛い・息苦しい、病院で原因を調べたい , クリニックブログ
こんにちは、大場内科クリニックです。せきやたんなどの症状は、カゼ等でもあらわれやすい症状のため、かるく思われがちです。しかし、その症状は、気管支喘息の初期症状かもしれません。早めの受診をしたほうがいいケースを紹介します。
その息苦しさ、気管支喘息かも
季節の変わり目や運動時などに、息をするとヒューヒューという音がしたり、声が出しにくかったり、せきが出ることがあります。こういった症状は、気管支喘息の初期症状の可能性があります。
今までなったことがない人も、生活環境や喫煙などにより、大人になってから気管支喘息になることがあります。症状がでていても軽い症状のうちは、つい病院にかかるのを先延ばしにしてしまいますが、早めに診てもらうことで、喘息発作を予防する薬を使ったり、生活改善のアドバイスを受けることができます。治療せず放っておくと、症状が重くなり、少しの運動や温度差だけでもせきが止まらなくなることもあります。喘息かもしれない場合は、症状が軽度のうちに治療を開始することが、とても重要です。
せきが出る、息苦しいなどの症状があり、なんだか風邪にしては長引いているな、というようなときは気管支喘息かもしれません。もし症状に心当たりがあったら、早めの受診が必要です。生活していくうえで、不便を感じる重篤な症状になる前に治療することが大切なのです。