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投稿日:2016年07月21日|カテゴリ:

こんにちは、大場内科クリニックです。睡眠時無呼吸症候群の治療法の一つにCPAP治療があります。これは鼻に装着したマスクから空気を送り込むことで、ある一定の圧力を気道にかける方法です。

CPAP治療でスムーズに呼吸が出来る

健康だと息を吸うと横隔膜が収縮して胸腔が広がって中も陰圧になります。陰圧で空気が鼻の上から喉を通って気管から肺に流れ込みます。睡眠時無呼吸症候群だと陰圧で喉の柔らかい組織が内側へと引き込まれてしまい、気道が狭くなります。
狭くなった気道を空気が通ると周りの組織が振動しいびきをかいて、完全に狭くなると無呼吸になります。
CPAP治療は風圧で喉の中にスペースが確保されて、柔らかい組織を強制的に押し開くため患者は鼻でスムーズに呼吸が出来ます。この治療は使った日から殆どの患者がいびきをかかなくなって、朝もすっきりと目覚めることが出来て昼間の眠気も軽くなったりなくなったりします。
重症の場合でもこの治療を使うと長生きすることもわかっています。
PAP療法は根治療法ではありませんが、毎日使うことで効果を維持できます。使っている間は改善されますが、使ってないときは戻ります。

診療で処方する圧力は症状にあわせて適切に設定されています。ただ、症状や体重の変化で変更することもあります。睡眠時無呼吸症候群で悩んでいる場合もCPAP治療で呼吸が楽になる可能性は高いので一度診察を受けてみたほうがよいです。

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