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投稿日:2016年08月21日|カテゴリ:

こんにちは、大場内科クリニックです。 「コレステロールの増えすぎには注意」ということを聞いたことがある方は多いと思います。LDLコレステロール(悪玉コレステロール)や血液中の中性脂肪が必要以上に増えている、またはHDLコレステロール(善玉コレステロール)が減った状態のことを脂質異常症といいます。

脂質異常症の症状、原因、治療

 悪玉コレステロール値が高い場合や中性脂肪が増えている場合、動脈硬化が進行し心筋梗塞や脳卒中を起こすリスクが高くなってしまいます。
 脂質異常症の原因となるのは、過食、運動不足、肥満、喫煙、アルコールの飲みすぎ、ストレスなどが関係しています。特に、肥満の中でも内臓に脂肪がたまる内臓脂肪型肥満の場合は、悪玉コレステロールや中性脂肪が多くなり、善玉コレステロールが少なくなりやすい傾向があります。
 脂質異常症の診療では、食事療法や運動療法など生活習慣を見直すものと薬物治療があります。食事療法では脂身の多い肉や卵黄、魚卵など悪玉コレステロールを増やす食品をさけ、きのこ、豆、海藻、青魚など悪玉コレステロール、中性脂肪を減らす食品を摂取します。運動療法では、動脈硬化の予防や善玉コレステロールを増やす効果があるウォーキング、ジョギングなどの有酸素運動に取り組みます。それでも、改善が見られない場合は、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らすための薬を用い治療を行います。

 脂質異常症は、高血圧や糖尿病と比べてあまり知られていません。しかし、年々患者数は増えてきています。早めの受診をし、数値に異常がある場合は、すぐに脂質異常症の診療をすることが大切です。

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