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投稿日:2016年08月26日|カテゴリ:

こんにちは、大場内科クリニックです。企業定期健康診断の検査の結果、心臓の働きが低下していると診断された場合、慢性心不全の可能性があります。原因としては様々な疾患が考えられますが、長期にわたる治療が必要になります。

慢性心不全は悪化させないことが重要

慢性心不全は独立した病気と言うよりは、心臓の働きが低下が継続的に生じている状態のことを指します。心機能の低下をきたす原因としては、狭心症や心筋梗塞により心機能が障害を受けている状況が直接的な原因としてしばしば見られますが、糖尿病や高血圧症などの生活習慣病を基礎疾患に抱えている場合にも心機能を低下させる要因にもなります。
そこで慢性心不全と診断された場合には、心臓の働きを補ったり、体内の余分な水分を排出して心臓のポンプ機能への負担を減らす等を目的にした薬物療法がおこなわれます。もちろん狭心症や他の生活習慣病を抱えている場合には、同時にそれらの疾患に対する治療も並行して行われます。
いずれにせよ慢性心不全では、根治させることは難しく薬物療法によって悪化しないように長期にわたる医師のフォローが必須になります。

企業定期健康診断で慢性心不全が指摘されても、自覚症状は軽い場合も少なくありません。もちろん放置すれば生命に関わります。しかし循環器科の医師による適切な治療を早期に開始すれば、悪化させずに長期間普通の日常生活を送ることはできます。

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