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投稿日:2016年10月09日|カテゴリ: ,

こんにちは、大場内科クリニックです。糖尿病といえば、すい臓から分泌されるインスリンの働きが悪くて起こる病気だというのはわりとみなさんがご存知のことですが、糖尿病の薬が作用するのはすい臓だけではないとご存知でしたか。今回は薬が作用する場所について紹介します。

糖尿病の薬には肝や腎などで働くものもある

糖尿病の薬には実はいくつかあります。どの薬を患者さんに使うかは、診療をしてみて、その患者さんが単純に糖尿病だけで他の病気の診断を受けていないかどうか、薬で副作用として考えられる症状がすでに出ていないかどうかなどを考慮し決めます。そのためすい臓以外の部分に作用する薬もいろいろあるのです。例えば、ビグアナイド系と呼ばれる糖尿病の薬は肝臓で糖を作り出す働きを抑え、筋肉での糖の利用を高めることで血糖値を下げる薬です。同じように筋肉や脂肪組織での糖の利用を高める薬にチアゾリジン系の薬があります。また、SGLT2阻害薬と呼ばれる種類のものは、腎臓で糖が再吸収されることを抑え、糖を尿として排泄させることで血糖値を下げます。αグルコシターゼ阻害薬は小腸での糖質の消化や吸収を抑えることで食後高血糖を防ぐ働きをもっています。

糖尿病の治療は薬以外に食事療法や運動療法があります。食事や運動で変化が見られれば、薬も変わる可能性があります。もちろん、他の疾患の影響を受けることも考えられます。定期的な診察を受け、飲み薬についても場合によっては見直しが必要なのです。

 
相模原市糖尿病内科クリニック



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