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投稿日:2016年10月16日|カテゴリ:

こんにちは、大場内科クリニックです。当院では呼吸器外来がございまして、睡眠時無呼吸症候群の治療を行っております。メタボリックシンドロームなどの肥満体型の方に多く、寝ている間のいびきが大きく睡眠中に呼吸が時折止まってしまう病気です。

CPAP療法が適応される方とは

睡眠中に呼吸が止まることで体に負担がかかっています。酸欠のために眠りの質が悪くなり慢性的な睡眠不足に陥り、頭痛や生活習慣病、高血圧や日中の眠気、さらには脳卒中や心臓突然死の危険性まである病気です。睡魔がひどいと運転中の居眠り運転による交通事故の危険性も報告されています。多くは睡眠中に気道が狭くなってしまうことが原因です。診断はまず簡易検査をご自宅で行っていただき、呼吸停止の状況を確認します。無呼吸が1時間に10秒以上、または7時間に30回以上ある方を無呼吸症候群と診断し、重症であればCPAP治療が行われます。具体的には鼻に酸素マスクを当てて眠っていただき、空気を送り込むことで気道を確保し無呼吸を防ぎます。顔にマスクを付ける違和感などで眠り辛さを感じる方もおられますが、眠りの質は向上し、睡眠不足はもちろん生活習慣病や動脈硬化の改善まで期待されます。治療費には保険も適用される為CPAP治療機器のレンタルと診察で毎月1回5000円程度となっています。

睡眠時無呼吸症候群では、寝ている間の無呼吸に本人が気づけず同居家族などにいびきや呼吸停止を指摘されて診療を受ける方が多いです。脳卒中や突然死などの大きなリスクを考えると、日中の眠気や高血圧などに悩まされている方は一度診療を受けて無呼吸の状況を確認してみてはいかがでしょうか。

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