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投稿日:2016年11月20日|カテゴリ:

こんにちは、大場内科クリニックです。肝機能異常はアルコールが原因とよく言われますが、非アルコール性肝障害と呼ばれる薬を続けて服用している方や肥満、糖尿病などでも異常が見られることがあります。肝機能異常は自覚症状が少ないため、健康診断でγGTPなど血液検査の数値が高いと指摘され発覚する方が多いです。

肝機能異常の症状と対策

肝臓に脂肪が溜まって働きが悪くなると、脂肪肝となります。軽度の脂肪肝は食事療法や運動、禁酒などで改善が見込まれますが、肝機能異常が悪化してしまうと肝臓が代謝するはずの毒性物質が体内に残るため頭痛や発熱や食欲不振、疲れやすさなどとなって現れてきます。しかし肝機能異常があると気づけなかった場合は疲れが溜まっているだけだと勘違いしてしまい、肝硬変や肝がんに進行していくリスクがあります。こうなると意識障害や不随意運動の起きる肝性脳症や、皮膚に痒みを生じ白目が黄色く習う黄疸、お腹に水が溜まって膨満感に悩まされる腹水など重篤な症状が出てきます。普段の生活習慣を見直しバランスの良い食生活や適度な運動を心がけて、不規則な生活をして肝臓に負担をかけることのないように予防することが大切になってきます。

肝臓は沈黙の臓器と呼ばれ、自覚症状が出たときには肝硬変で手遅れになっている場合があります。普段からかかりつけ医を持ち定期的な検査を受ける他、職場や病院での健康診断などで検査して数値異常がみられた場合は早期に消化器科で診療を受け、取り返しのかない事態を予防しましょう。

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